独身の伯父が高齢者専用住宅をみつけてきた話

私の母ははつかねずみのようにきょうだいがいっぱいいて、うち9人が女でした。
そんな中、伯父は長男にして男一人独身でとおし、もういい年齢になってきたというので、親戚のあつまりがあるたびおばたちに口を酸っぱくして今後のことはどうするのかと心配されていました。

そんな中、ずっと安いアパートに住んで職人暮らしをしていた伯父が、高齢者専用住宅にはいることがきまりました。老後に備え貯金はたっぷりあったようで、駅からは少し遠いけれど、小ぎれいとはいいがたい伯父のイメージには(失礼ですが)あわないよい住まいでした。ガーデニングや野菜をうえるスペースがあって、その住宅すべてで飼っているおだやかなわんちゃんも1頭、コンシェルジェも、定期的にみにくるお医者様もいました。

入居できたきっかけは、4番目の姉が介護関係のお友達をもっていて、伯父もまじえて相談したところ、男一人身、趣味は競馬とボートレースとパチンコという伯父に存外貯金があったことから、お話を紹介してとんとん拍子に話が固まったのだそうです。
今時情報はネットが主流ですが、やはり実際に出会う生の人間のつながりでの紹介は安心なのだな、と一人っ子の私には思えたことを覚えています。

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